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  Eri IWASAKI
岩﨑 絵里 

兵庫県尼崎市生まれ
嵯峨美術短期大学 日本画科 卒業、嵯峨美術短期大学 日本画専攻科 修了

2010年、ホテルのロビーフロアを使った展示催しに作品を協力して頂いたのが岩﨑絵里氏との初めてのお仕事であった。その後もアートフェアへの参加や2011年のギャラリーのオープニングにもお世話になる。
岩﨑氏が当時から手掛けられていた日本画で描かれる女性像や子供をモチーフにした作品は、今まで私が扱ったことのある日本画・洋画の人物画とは全然違う雰囲気で、とても新しさを感じた。しかし、技法
や材料はオーソドックスな日本画を用いる。毎年祇園祭の時期に開催していたTHE SENSE扇子の展覧会では水墨の作品も出品。日本画家の先人が得意とした運筆を彷彿させる線の美しさと、得意とする黒の
使い方に岩﨑氏のセンスを感じる。http://iwasakieri.jp/
  Shinya SAKURAI
櫻井 伸也 

広島県福山市生まれ イタリア・トリノ在住
大阪芸術大学芸術計画学科卒業・大阪芸術大学染織テキスタイルデザイン学科研究生・イタリア国立トリノアカデミア芸術学院舞台美術科

2011年のグランドオープニングから参加。2012年のART KYOTO、2013年LOVE POOL、2015年UNITED COLORS、2017年WAKE UP THE COLORと定期的に個展を当ギャラリーで開催。
当地にギャラリーをオープンする少し前、櫻井伸也氏と出会いその作品の写ったポートフォリオには私自身探していたものが映っていた。日本画、洋画しか扱ったことのない私の眼に違和感無く映り、
HIROSHIMAというテーマが各シリーズごとに納得させられる出来となっているのが流石である。作品は大きい作品から手の内に入る小品まで軽やかでPOPな色調の半面、とても美術品としての存在感と
重厚感がある。各シリーズでテーマが同じで色調の違う作品が存在するため、コレクターの好みが分かれるのが非常におもしろい。

  Sojiro TAKAMURA
高村 総二郎

大阪府生まれ
京都市立芸術大学日本画卒業

2012年THE SENSEから参加。2016年まで毎年祇園祭の時期に開催していた扇子の展覧会からグループ展、アートフェアを中心に参加頂く。
高村総二郎氏に初めて依頼した作品は「住之江シリーズ」(刺青の絵)の扇子10本だった。上がってきた扇面はどれもこれも扇子に仕立てるのがもったいないくらいの緻密な描写と絶妙な構図で、
「これ、いくらで売りますのん⁇」と思うくらい見事な出来であった。その後も2013年に京都のアートフェアで発表したskullerシリーズや髑髏シリーズなど、高村総二郎氏のラインナップに無かった作品も
数多く手掛けて頂いている。http://takamuras.petit.cc/top/
  Naoko MATSUURA
松うらなおこ

東京都三鷹市生まれ
京都造形大学日本画コース模写・截金クラス卒業

2014年THE SENSE ver.3.1.1から参加。以降、THE SENSE 4、THE SENSE FIVEの扇子のグループ展に毎年出品。2017年のNO SENSE短冊のグループ展に出品。
松うらなおこ氏の作品を観たのは2013年の京都で開催されたアートフェアの最中であった。と、言っても他ギャラリーに展示されていた訳では無い。いつもお世話になっている表具師さんの紹介で作品を
見せに来たのである。なるほど、表具師さんの紹介だけあって松うらなおこ氏の作品は表具が施され、既に掛け軸の姿をしていた。拝見した作品はアドバイスも何も無いくらい完成度が高く、淡い色使い
にもかかわらず遠めに見てもハッキリとした出来であった。昔話や童話に出てきそうな擬人化された狐などの動物を墨や日本画絵具を用いて絵描き、図柄は微笑ましく可愛らしいが、画面内に書かれる
漢文の詩は鋭く現代社会とリンクする言葉が入っているのがおもしろい。
  Marie MIZUNO
水野 魔利枝 

京都府京都市生まれ
大阪成蹊大学芸術学部テキスタイルデザインコース卒業・同コース研究生修了

2014年KOBE ART MARCHE出展から参加。以降、2015年KOBE ART MARCHE、2016年THE SENSE FIVE、2017年髑髏外伝、NO SENSEなどグループ展に出品。
水野魔利枝氏は2010年、上記大学コース研究生在学中に神戸ポートピアホテルにて開催された第2回KOBE ART MARCHEに出品してもらったのが最初である。現在も進化し続ける人気作品「skulls」は
当時から完成度が高く、私の思惑に反して同業者がこぞって買ってくださって完売したのが今でもとても印象的だ。近作はアクリル板と得意とする染織の技法を用いたオリジナルの生地を合わせて作品
を制作する。生地の持つ柔らかな雰囲気に、アクリル板の持つシャープで都会的なイメージは絶妙なバランスを見せる。新作を発表する度に色や構造に進化が窺える。
  Tomoharu MIYAZAKI
宮崎 智晴 

山口県宇部市生まれ
油彩画家・牛島義弘氏(1947~2010)に混合技法を師事する

いつだっただろうか?2011年にこの地にギャラリーをオープンするずっと前、老舗の額屋さんで宮崎智晴氏と彼の作品に初めて出会う。
たまたま宮崎智晴氏が京都市内のギャラリーで個展をする1日前で、注文していた額を取りに来ていたのだろう。台に並べられていた宮崎氏の作品は、個展を明日に控えた新作なのに、どこか西洋の
お城から掘り起こしてきたような感じのする作品であった。金箔やテンペラ、油絵具などの混合技法を使い、古の西洋絵画の表現が現代にとても新鮮な感じがする。その中の一つのガラス絵はなんだか
古いトランプの絵札のような雰囲気のする作品で、いつかトランプ図柄の展覧会をしようと宮崎氏と約束するが、まだ実現されていない。その実現されてないことが楽しみだったりもする。
2012年懐中絵画、THE SENSE(以後、毎年出品)、2014年360X150、2015年RE-CREATION。その他、アートフェアなどに出品。
Izumi MUROTA
室田  泉

京都府京都市生まれ
京都精華大学美術学部テキスタイルデザインコース卒業

2008年、お手伝いさせて頂いた催しで室田泉氏と作品に出会う。その日初めて拝見した作品は額装仕立になっていたが、驚くことに額、黄袋、タトウ全てが室田氏の手によるものであった。その出来は
素晴らしく、手が込んでいるのに気取りのない作品で欲しくなり譲って頂いた。現在も私の部屋にある。その後アートフェア参加などに作品をご協力頂き、2011年のグランドオープニング、個展、グループ展
に参加。2009年に型染の型をイメージしたアクリル板の作品、2012年のVOGUEシリーズ、2014年の異なるプリントを二重に重ねホログラムのような効果を見せる作品など年代によってテーマが進化する。
近作はサイアノタイププロセス(青写真)をテキスタイルに施し、室田氏の制作のテーマとする「青」の可能性を追求した作品をリリースする。
 


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